最近面白かったゲーム ~ひこうき雲の向こう側~


 ひこうき雲の向こう側

 ちょっと訳アリな主人公やヒロイン達とお送りする複雑な青春模様。

 昔から好きだった子が妹になってLoveとLikeが同居するなんともやりきれない主人公が、恋愛をしたい女の子に目をつけられいろいろと巻き込まれるお話。ちょっと変わった視点の恋愛模様


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 最初は生徒会長から告白されるシーンから。主人公の書いた「ひこうき雲の終わり」という絵が好きで、それをきっかけに惹かれるようになった子。そしてこの子を断り目をつけられ恋愛観測部に入る。

 現実でもあるだろういじめや恋愛が描かれる。結構リアルかも。

 やってることは部活内容といっても特になく、キャンプとか買い出しして遊んでるだけ。


 美奈ルート
 
 妹、10年前主人公が好きだった子。実は親友の哲称が彼女のことを好きで主人公が悩んでいる間に必死にアピールしていた。

 サッカーの試合の日親友は告りOKときかされ、主人公が懊悩する。けれどそれは伝聞で、問い詰めて話を聞くとそんなことはなく、実は告白は中学から何十回もしていて、その度に断られてた。ほんとに兄のことが好きだけど、兄妹として演じなきゃいけないからそうしてだけでしたよ~ってオチ。ちょっと本音を語り合えば恋人に。両親との説得とかも特になく最後の方はあっけなく終わり。

 
 綾ルート

 おまけ。男性恐怖症の割に主人公にだけは異様にスキンシップをとる。 


 いろはルート

 いじめ系問題。いじめってのは本当にどうしようもなくて教師とかがPTAとか教育委員会とかそういう後ろ盾持った生徒がいる場合だと本当にやばい。いじめられっこ側は大抵言えるようなメンタルを保てるわけじゃないし。みんなが言えてるようならそんな社会問題にならないっての。
 いじめる側の心理にも何種類かあって、今回のいじめっこはそんなに気丈な子ではなかったのでいじめで自分を底上げして、優越、安心に浸りたかったというだけ。満たされないものが何かわからない人はこういうことに走っちゃうんかね。
 恋愛は体からだったかな、不純云々言われてたけど、まあそういうこともあるでしょ。おれらは神じゃなくて動物。これもあっけなかったかも。 
 

 美汐ルート
 
 本命。

 恋愛に執着している少女。言葉上ではなく、本当の、心からでの恋。学内でも美人の生徒会長をフッた主人公に目をつける。
 確かに少女漫画とかにはよくあるけど実際にはどうなんだろうなとは思う。胸が痛いとか、ズキズキとか、まあ言われてもわからないというのはわかる。俺にも「好き」というのはわからない。もちろん親愛としての「好き」ならわかるが恋愛としての「好き」はわからない。きっと知ることはないんだと思う。なんていうか・・・親愛とか慈愛の情が強いとそういったものを恋愛というものが上回るということはほぼ厳しいような気がしてならない。
 話を戻すとそんな恋を知らない彼女が知らずうちに恋を覚えていくというお話。不純は嫌ってるように見えたけど、主人公と案外早く寝たりしたのはご愛嬌かな? まあでも愛のある生殖ができるのは人間だけってのは納得できる。動物なんて見境ないし。


 会長ルート

 おまけ
 主人公が、未練がましい気持ちを、乗り越えたときのお話。おまけ。ひこうき雲のあとに降る雨も好きな人もいるってよ。