最近面白かったゲーム ~ソーサリージョーカーズ~


 ソーサリージョーカーズ
 
 サスペンスxバトル(異能)モノ
  
 ルートは1本道。視点は陽斗(フェアじゃない君)とセンリの2つを交互に見ていく感じ。

 説明描写文が多すぎて、あまり物語自体の内容が頭に入ってこないのが印象的でした。あと結構長くあとになるにつれてバトル描写が増えてくるので飽きてくる。
いちゃいちゃするシーンはほとんどない。バトルものらしいっちゃらしい。
 
 プロローグ

 災厄が起きるまでの始まりの7日間を全キャラの視点(ヒロイン含む)から見ていく方式。結構斬新で面白い。なんか事件が次から次にと起こる。バーストってやつらがあんま役に立ってないのが印象的 
  
 センリSideの視点は雰囲気がアンダーグラウンドな感じがああって面白い。逆に陽斗は性格がちょっとなんというか正義感強すぎるというか見ててう~んって感じ。



 後半  1Year after

 12・12(災厄のこと)が起きて1年、魔法を管理するための魔法省というものが作られているが裏では相変わらずATORIと政府とのズブズブな世界。


 フェアじゃない君は自身がクローンという事実を知り、奴らの陰謀をしるために、凛久と共に行動しているところから。

 センリは一年身を潜めており、記者の紙舘と合流したところで活動を再開するところから。


 
  最初の方はセンリvsフィオナとのバトルシーンは食傷気味ってくらい多かったですね。仲間になったと思ったら裏切ったりと思ったら仲間になったりとなんか繰り返しが多くて飽きてくるのが瑕。港でバトルしてヒロインがスワップしてたのはいいと思う。


 後半になるにつれてどちらの視点でもバトルが増えてくるのはいいけど、全体としてみると、それぞれの1シーンが希薄になっちゃってあんまり思い出しにくいってのがあれだなー。明らかに蛇足的な部分もあった気がするし。学長とか朱乃が蘇るシーンとか一瞬だったし。それだったら別の尺もうちょっと別にいれてもいいんじゃないかなーと思ったり。
 ルゥは結構狂気キャラでいい味出してた。


 謎ときの方は面白かったかな。新しくワードが増えてって、ん? Fateかな?と思ったりしたけど実際あながち間違ってなかったり・・・。 特にこれといったどんでん返しはなく安定した運びで終着していったかなと。



 クローンでも受け入れて生きていく陽斗と、政府の陰謀にケリをつけたセンリ達が仲間と共に教会で乾杯しているのは何だか情趣が感じられてよかったなと思いました。
 

 キャラ別 感想


 あさひ:弓使い。最初なれないけどなれたら一番いいやつ。

 凛久 :変態仮面さん。性格どぎついかと思ったけどそうでもなくてちょっと残念だったり。


 フィオナ:シスターのときはかわいいけど、戦士のときは結構怖い。これも予想とは違ったキャラ。

 ノア  :言葉遣いが癪に障る。こいつなんなんだまじ。


 朱乃 :どう考えてもスケープゴート。死ぬためだけに生まれたようなもん。あまり引き立てられるシーンはなかった。

 戌亥 : 中ボス。

 小比類巻: 空気。こういうタイプの性格多いねこのゲーム。

 六道 : ボス……の割にそんな強くなかった。場面が全体的に少ないので印象がない。

 ルゥ : 汚れ仕事はこいつとフィオナが一番頑張ってる。いいキャラ。