天気の子 感想



 ネタバレあり

 早速見てきましたよっと。





 


 話の流れは、公開前から何となく想像してた感じと大体同じだった。
 晴れ女であるヒロイン陽菜と家出少年の穂高が東京で出会って、晴れにしていって、その代償でヒロインが消えそうになって、街が大雨になって、解決していく流れ。
 起承転結はしっかり組み込まれており、悪くはない。


 ノベルゲーでいうと『CLANNAD』っぽい設定だった。
 一昔前のエロゲーに流行ったセカイ系をふんだんに詰め込んだ感じ。
 後半からいきなりアクション劇始まったんすよね……。
 え、ナニコレ、コナンかな? 
 SF要素も薄く、クライマックスのシーンはぶっちゃけ千と千尋とダブってしか見えなかった。


 音楽は4曲。
 RADWIMPS挿入歌も中々良かった。映像美はさすが。 


 悪くはなかったけど、突き抜けはしなかったかな。
 良作以上名作以下。
 75点。

 追記:

 小説も読んだ。こっちの方が丁寧にかかれてあっていいかも。
 複数のキャラの1人称がきちんと書いてあるのがいい。
 夏美さんのモラトリアムの下りはとても感情移入できたなあ。