流星ワールドアクター 体験版 感想 2
『流星ワールドアクター』
個人的、今年ナンバーワン期待作。
おそらく売上も今年一番出るだろう。(どっか他に大手が出さなければ)
アニメーションを使ったOP(なんかRIDDLEJOKERとダブって見えた)、ヒロインのキャラソンとかなりの力の入れ具合が窺える作品。
体験版新しいバージョン出たので軽く追記。URLはこちら。
プレイ時間は3時間~4時間前後。新しい部分だけでこれなので、前のと合わせたら5~6時間はある。結構なボリュームじゃなかろうか。
因みに先行体験版と一部テキスト変わってます。(本筋にはさほど影響ない)
ようやくキャラもたくさん出てきて、らしくなってきた。
民間警備会社、亡命してきた王女、その追っ手、ボンビー隣人etc。
後は何かようわからんが災害? みたいな一種としてバケモンが急に襲ってきたり。まあゴジラみたいなもんだな。
内容は2章辻斬り事件の途中まで。
バトルやら、シュールな就職斡旋やらギャグやらいろいろ盛り込まれている。
ヒロインとのコンビ活動がメイン。
実はこのクラリスという少女、『教団事件』の被害者らしい?
小町との関係はサバサバしてて、まだ全然先が読めない。
こっからどうなっていくかが見ものだなあ。展開的にはレミニセンスの希望ちゃん系統か?
検査場の場所で助けて、流れで一緒に住むことになったコートの相棒。
メリッサとのやりとりはほんとほんわかする。暁の護衛でいうツキみたいな感じ。完全にコメディ枠。
クライム系の重くなりがちのジャンルでも明るい感じを見せれててGood。
2章にしてようやく新ヒロイン登場。
ゲノムとかいう鎖国国家から亡命してきた王女……と護衛のおっさん騎士。
クーデターにあったらしく追われている。
ここで主人公の魔術がようやく判明。どうやら氷系のようですねー。
力が強い分、制約があってちょっとの間しか使えないっぽい??
ルカの隣に引っ越してきた隣人・シフォン。
これで全員かな。
セグイットで、Chapter2の主要人物。声優はくすはらゆいなので、おなじみ。
因みに武士系タイプだった。
亡命者たちへの就職斡旋は結構シュールで面白かった。
それから色々掛け合いしつつ、犯人の特徴がだんだんと判明していく。シフォンが絡んでいたこともあり、収束へ。
そして最後は辻斬りの犯人と対峙したところで、続きは製品版でで終わり。
おまけにエロシーンが4つある。(ひとりずつ)
感想
いつもの衣笠節が炸裂している(もちろん褒め言葉だよ)安定した作品といっていい。
個人的にこのライターが好きだから色眼鏡入ってるかもしれないけど、オススメ。
世界観は色んな種族が共存しているせいか、ごちゃごちゃしやすいかもしれないが、まあやっていくうちに慣れるだろう。
種族に関しては、既存のファンタジー路線と大体おんなじ。
後はまぁ……広くなった風呂敷をいかにたためるか。ここにかかっている。
デルーガ(災害)みたいなのと異星人? の描写があったから、これから第七共和国はかなり混沌となっていきそうなのは間違いない。
それをどうキレイに解決していくかがポイントだろう。
個人的にTrueENDはあってもなくてもどっちでもいいが(雰囲気的にハッピーエンドは無理な気がするし、統治できなさそう)、いい感じに締めてもらえれば言うことなし。
総評:
チューハイみたいな感覚でぐいぐい進められるテキスト。
色んな状況が重なり状況が交錯していくシナリオ。
こういう続きが気になるような風呂敷の拡げ方はほんとに上手で、好きな人にはたまらないと思う。
刑事ドラマ好きな人とかは合うと思う。
そして、お決まりの後半(個別ルート)は・・・。
まあ、綺麗にまとめてくれてることを祈るしかないですね。
伏線回収がありそうなのは、教団事件/占い師/ルカの能力/メリッサの犯人/ゲノム国/警視監/途中の異星人(イェガー将軍)/相模原記者あたりか。
教団事件だけはしっかり頼んます。
ここひとつの形として決着つけてもらえるだけで、あとはもう雑でも許せると思う。(ギャグが面白ければね)
追記:
どうやらオンラインゲーム化が確定しているらしい。
(化物設定とかはそのためにあると思われるそう。過度な期待は禁物)