さくら、もゆ。 -as the Nights Reincarnation  体験版感想



『さくら、もゆ  as the Night's Reincarnation』


 FAVORITE新作。

 独特の絵のタッチのとこですね。 どこかファンタジー色が強い絵とシナリオ。

 前作いろとりどりの世界は真紅げーなんて言われてましたね。つーかあれ、主人公どう考えてもカスでしょ・・・傲慢すぎるだろ。

 今作も同じ風になりそうな予感。ちなみにキャラがロリ系ばっかで、ほぼ幼馴染なのはメーカー柄だろう。



 STORY


 ヒロインが魔法少女、主人公が魔法少女使い。ペアとなって、戦うらしい。

 魔法少女として戦うと、抱いていた夢が叶う。

 分かりやすくいうと、まどマギをエロゲっぽくした感じ。それにちょっとふんわりとした設定が乗っかってると思えばOK。


 追記:迷子みたいな精神的に病んでる子を助けるらしい。


 用語:


 ”夜の国”

 夢を買える。願いがかなう。ここでのバトルに勝てば、現実に願いを持ち帰れるみたいな感じかな。

 ”夜の王”

 まどマギでいうヴァルプルギスの夜。 ラスボス。


 キャラ



 主人公:  大雅

 いろせかのあいつと一緒でクズ臭がする。

 これぶっちゃけ好感持てないぞ? 描写のシーンが淡白すぎる。
 あと特に理由もなくヒロインいじったりするとかお前、中房かよw 
 いびりシーンが定期的にあるし、ワンパターン過ぎてくどい。



 クロ


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 主人公側近のロリ。どうみても真紅枠です本当にありがとうございました。
 


 柊ハル  (ひいらぎ ハル)


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 魔法を使いたい少女。

 魔法少女になりたいらしい。幼馴染

 


 夜月 姫織  (よるつき ひおり)


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 黒髪ロリ。
 
 お菓子が好き。印象なし。




 杏藤干和(あんどう ちわ)


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 なんか似たような名前の人アニメ声優にいたよね。あんまり詳しくないから知らないけど。

 ピンク髪のロリ。世話焼き。主人公にいびられてるキャラ。

 

 あさひ


 師匠。夜の魔法使い。

 いろせかにもいたよなこんな感じの姐さんみたいな存在。

 性格は穏やかめになってるけど構図は変わってない。ちなみに人間じゃないらしい。



 十夜


 あさひの妹。

 半妖っていえばいいのかな。なんか耳とか尻尾が出てる。色セカにもいたハクだっけ? あれみたい。


 男のサブキャラは、金髪好青年が一人だけ。


 ナナ

 汽車の車掌ロリ。



 感想

 
 個人的にいうと、昼寝した後にこれを30分プレーしたらまた睡魔が襲ってくるだろうなって感じの作品。
 話に起伏がないし、とにかく冗長で長い。
 だからプレーして一週間もしたら、話なんてほとんど覚えてないだろうな・・・・・・。

 世界観は、ぶっちゃけ色セカとほとんど変わってないような気もする。(あとキャラ構図も多少変えただけって感じ。地下にあった時計っぽいのもあったってのも要因のひとつ)
 
 とりあえず抱いた感想はキャラがまぁ可愛いくらいか。(主人公視点でも干和に対してはそんなことしか言ってないw)

 幼馴染も主人公が好きっぽいんだけど、そういった理由があんま描写されてないからなぁ。

 黒髪とピンク髪は、ほとんど差異みたいなのが感じられなかった。



 テキストについて


 色セカでもそうだったんだけど、ほんとに読みにくい。
 倒置法って本来内容を濃く印象付けようとするためにあるはずなのに、それを多用しまくってるせいでとにかく読みづらくなってすすめるのが億劫。

 以下SS。


 Sakura1

 
 見たらわかるけど女の子が出てくる描写だけで、なんかめっちゃ行数わかれてるんだよね・・・。

 特に何かあるわけでもないけどそういう雰囲気で魅せようとしている感があけすけなのが、個人的にははっきりいって無理でした。

 名前呼ぶだけでこんなクリック数とらないでくれ・・・。

 こういうのがほんと多いから、(1クリックで5文字程度の何回か説明文が続く感じの。こんなのを日常シーンでもばんばんかましてくる)そういうの嫌いなプレーヤーはマジでやめたほうがいい。
 あさひの語り合うシーンも婉曲的で分かりにくい。こいつの喋り方はなんか違和感しか覚えない。恐らくだが文語調になってるからだと思う。
 定期的に10年前の戦争の話が出るんだけど、曖昧にしか書かれてないから、わかりにくいし、けど別に気になりもしない印象。
 色セカもそうだったけど世界観が曖昧すぎて、よくわからない;;
 魔法やら、夜の国やらといった設定・世界観があるのはいいんだけど、会話中でさえもキャラ達が「”アレ”」とか「”魔法”」とか凄い曖昧に表現されてるせいで、余計分かりづらい。
 それで最後に明かされるけど、もうそのときはどうでもいいって感じ。

 これって裏を返すと、もう後半超展開で何でもアリお涙ブワ~ンぶちかましまくるよってことでいいの??? 
 幻想的な世界観といえば聞こえはいいかもしれないが、その一言で片付けてしまうにはあまりにもおざなりというか軽薄といえると思う。


 総評:


 個人的にはなんともいえない。 
 色セカみたいになりそうな感じしかしないから、好きな人にはいいと思うが、日常などは退屈だろうから”夜”のストーリーでどこまで感動できる要素があるかにかかっていると思う。