個人的おすすめライター
この間SNSか何かで雑誌(BugBugか何か)に取り上げられてたエロゲおすすめライター? 的なのを見たんですが、虚淵やらきのこやらが上位に入ってて、その人たち今もうまったく書いてないし、あまりにも古すぎね? と思ったので書いてみる。
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・衣笠彰梧氏
ジャンル:SF、現代ファンタジーなど
『暁の護衛』『レミニセンス』、ラノベでは『よう実』など、差別的な世界観と強い主人公が特徴。
ギャグのレパートリーの豊富さ、メタテキスト、メインヒロインでも容赦なくツッコミ担当みたいな采配で大喜利感ある。
文体は時折挟まれる哲学的な発言が見られるのも特徴ともいえる。
現代社会に対するあり方に一石を投じるように見えなくもない感じがウケている気する。
世界観と掛け合いは面白いものの、個別のあっさり、投げっぱなし感から『竜頭蛇尾』なんて言われることも・・・。雑誌評価は1位でしたね~。
流星ワールドアクターは期待。
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・さかき傘氏
ジャンル:学園もの
『金色ラブリッチェ』『ひこうき雲の向こう側』など学園ものが主流。
文体はとてもシンプルで読みやすいものが多く、ヒロインや男友達との掛け合いが面白い。
ほのぼの+感動系で、割とマニアックな土産とか名物料理など出てくることも多い。
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・かずきふみ氏
ジャンル:SF、ホラー、異能、現代ファンタジーなど
『なないろリンカネーション』『あけいろ怪奇譚』『9-nine-』シリーズなど異能+オカルト系。
火曜サスペンス劇場を彷彿とさせる(いやまあ見たことないんだけど)ような話。蓋を開けてみると結構真相はえぐかったり・・・と感じる次第。
9-nine-シリーズではだいぶ話がライト方向にいってて、ホラー苦手な人でもいける。掛け合いも注目されてた(あれは声優が凄いってのもあるけど)
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・範乃秋晴氏
ジャンル:SF、現代ファンタジーなど
『晴れたか』『アペイリア』など有名作品のライター。この人は結構特殊で、エグいくらいのマニアックな知識を持ってる。
部活ものとしては『晴れたか』は『あおかな』と並ぶ最高傑作レベル。とてつもないロケットの知識量にいい意味で閉口した。
アペイリアもSFにあったようでなかった展開を見せてくれて面白かった。
考察好きにはたまらない。
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・ルクル氏
ジャンル: 現代ファンタジー
『紙の上の魔法使い』『水葬銀貨のイストリア』などおとぎ話みたいな世界観を継承しているのが特徴
。そして何より主人公及びヒロインを取り巻く環境・過去がかなりえぐい。規制がないからこそできるこの圧倒的不遇感。けれどそんな重い話でもテキスト読み勧めていっちゃう面白さは格別。
そしてデバッグしてないのか誤字もひどい。
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・はと氏
ジャンル:現代ファンタジー、学園もの
代表作は、『のらトト』シリーズ。
ト書きをほぼ排除した文章と理系が見たら発狂してしまいそうなポエミーは人を選ぶが、合う人にはとことん受ける。哲学チックな問いかけを日常シーンのありとあらゆる部分に落とし込んでいるので、考えさせられる面もあったり。
次回作百合モノ? らしいけど果たしてどうなるか。
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・August 三傑集 (榊原拓、安西秀明、内田ヒロユキ)
ジャンル:学園もの、
ユースティアはこれでもかとありとあらゆる要素を詰め込んで昇華した素晴らしい作品でしたね。
学園ものも安定したクオリティで出しているので初心者さんでも楽しめるかと。(大図書館など)
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・藤崎竜太氏
ジャンル:ミリタリー系
代表作:『グリザイア』シリーズなど
軍事モノといったらこの人。間違いなくミリオタだろうと思われる知識の数々。グリザイアの天音ルートはリアリティがあって本当にハラハラした。昨今の作品と比べるとちょっと地の文が多めか。
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続きはまた今度気が向いたら書きます。